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もりブログ(第50号)~これから始めるSEO対策③~



【第50号】「これから始めるSEO対策③」について

フォレストファームの森です。こんにちは。

もりブログでは、経営や、IT、AI、販売促進などの中小企業の経営に役立つ情報をお届けしています。

5回シリーズで、創業する方や、まだHPのSEO対策をやっていない事業者さん向けに、SEO対策の初歩的なお話をしています。今回はその3回目です。


第3回:SEO対策の効果って?見えづらい成果を“数字”でつかむ方法


<はじめに:SEOは“見えない努力”を可視化することが大切>

SEOは地道な取り組みですが、成果が出ているかどうかが分からないと、続けるモチベーションが下がってしまいます。数字で効果を測ることで、改善の方向性が見えてきます。

【SEOの成果とは何を指す?】

SEO対策の効果測定とは、SEO施策によってサイトの検索エンジンでの表示順位、アクセス数、コンバージョン率などの改善効果を数値的に評価することです。具体的には、施策実施前後で、①検索順位の変動、②オーガニック検索からのアクセス数、③滞在時間、③コンバージョン率などを比較し、SEO対策が効果的に機能しているかどうかを判断します。

【SEO対策の効果測定の重要性】

SEO対策は、サイトの集客を改善し、ビジネス目標達成に貢献する重要な施策です。しかし、対策が効果的に機能しているかどうかを正確に評価しなければ、投資対効果を判断し、最適な対策を講じることができません。効果測定を通じて、以下のメリットが得られます。

  • 施策の有効性確認:

対策が実際に効果をもたらしているのか、改善が必要な箇所を明確に把握できます。

  • 改善ポイントの特定:

効果測定の結果から、改善が必要な箇所を特定し、より効果的な対策を講じることができます。

  • SEO対策の最適化:

効果測定結果を基に、SEO対策のPDCAサイクル(Plan-Do-Check-Act)を回し、継続的に改善することで、サイトのSEOパフォーマンスを向上させることができます。


【Google Search Consoleでできること】

l  どのキーワードで検索されたかを確認

l  表示回数・クリック数・CTR(クリック率)を把握

l  検索順位の推移を見ることで改善のヒントが得られる


【Google Analyticsでできること】

l  ページごとの閲覧数、平均滞在時間、直帰率を見る

l  ユーザーがどこから来て、どこで離脱したかを確認

l  コンバージョン率(成果率)の測定も可能


【順位が上がらない…よくある原因と改善策】

l  キーワード選定ミス:検索数が少ない or 強すぎるワード

l  コンテンツの質が不足:専門性や情報量が足りない

l  ページ速度やモバイル未対応:技術的な改善が必要

l  更新頻度が低い:放置されたページは順位が下がる傾向


【SEOの成果を“見える化”するための無料ツールまとめ】

l  Google Search Console(検索結果分析)

l  Google Analytics(アクセス解析)

l  Ubersuggest(キーワードと競合調査)

l  SEOチェキ!(検索順位チェック)

l  PageSpeed Insights(表示速度評価)


【中小企業・個人事業に合った評価サイクルの作り方】

l  月に1度、自分で数字を振り返る「ミニ報告会」を実施

l  ページ単位で改善点を洗い出し、小さなPDCAを回す

l  日々の数字の変化を記録しておくと、モチベーションの維持にもつながる


<まとめ:数字を見れば、自分の努力が“財産”に変わる>

SEOは“見えづらいマーケティング”だからこそ、数字での確認がとても大切です。今日からでもGoogleの無料ツールを活用して、改善への第一歩を踏み出してみましょう。

次回は、SEO対策の費用感について、具体的な相場や判断ポイントを解説していきます。


 

以上、如何でしたでしょうか。これからも経営にまつわる話題を取り上げていきたいと思います。

今回も最後までお読み頂きありがとうございました。

では、また次回、お会いしましょう。


 
 
 

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