もりブログ(第50号)~これから始めるSEO対策③~
- 森 智亮
- 12 時間前
- 読了時間: 3分

【第50号】「これから始めるSEO対策③」について
フォレストファームの森です。こんにちは。
もりブログでは、経営や、IT、AI、販売促進などの中小企業の経営に役立つ情報をお届けしています。
5回シリーズで、創業する方や、まだHPのSEO対策をやっていない事業者さん向けに、SEO対策の初歩的なお話をしています。今回はその3回目です。
第3回:SEO対策の効果って?見えづらい成果を“数字”でつかむ方法
<はじめに:SEOは“見えない努力”を可視化することが大切>
SEOは地道な取り組みですが、成果が出ているかどうかが分からないと、続けるモチベーションが下がってしまいます。数字で効果を測ることで、改善の方向性が見えてきます。
【SEOの成果とは何を指す?】
SEO対策の効果測定とは、SEO施策によってサイトの検索エンジンでの表示順位、アクセス数、コンバージョン率などの改善効果を数値的に評価することです。具体的には、施策実施前後で、①検索順位の変動、②オーガニック検索からのアクセス数、③滞在時間、③コンバージョン率などを比較し、SEO対策が効果的に機能しているかどうかを判断します。
【SEO対策の効果測定の重要性】
SEO対策は、サイトの集客を改善し、ビジネス目標達成に貢献する重要な施策です。しかし、対策が効果的に機能しているかどうかを正確に評価しなければ、投資対効果を判断し、最適な対策を講じることができません。効果測定を通じて、以下のメリットが得られます。
施策の有効性確認:
対策が実際に効果をもたらしているのか、改善が必要な箇所を明確に把握できます。
改善ポイントの特定:
効果測定の結果から、改善が必要な箇所を特定し、より効果的な対策を講じることができます。
SEO対策の最適化:
効果測定結果を基に、SEO対策のPDCAサイクル(Plan-Do-Check-Act)を回し、継続的に改善することで、サイトのSEOパフォーマンスを向上させることができます。
【Google Search Consoleでできること】
l どのキーワードで検索されたかを確認
l 表示回数・クリック数・CTR(クリック率)を把握
l 検索順位の推移を見ることで改善のヒントが得られる
【Google Analyticsでできること】
l ページごとの閲覧数、平均滞在時間、直帰率を見る
l ユーザーがどこから来て、どこで離脱したかを確認
l コンバージョン率(成果率)の測定も可能
【順位が上がらない…よくある原因と改善策】
l キーワード選定ミス:検索数が少ない or 強すぎるワード
l コンテンツの質が不足:専門性や情報量が足りない
l ページ速度やモバイル未対応:技術的な改善が必要
l 更新頻度が低い:放置されたページは順位が下がる傾向
【SEOの成果を“見える化”するための無料ツールまとめ】
l Google Search Console(検索結果分析)
l Google Analytics(アクセス解析)
l Ubersuggest(キーワードと競合調査)
l SEOチェキ!(検索順位チェック)
l PageSpeed Insights(表示速度評価)
【中小企業・個人事業に合った評価サイクルの作り方】
l 月に1度、自分で数字を振り返る「ミニ報告会」を実施
l ページ単位で改善点を洗い出し、小さなPDCAを回す
l 日々の数字の変化を記録しておくと、モチベーションの維持にもつながる
<まとめ:数字を見れば、自分の努力が“財産”に変わる>
SEOは“見えづらいマーケティング”だからこそ、数字での確認がとても大切です。今日からでもGoogleの無料ツールを活用して、改善への第一歩を踏み出してみましょう。
次回は、SEO対策の費用感について、具体的な相場や判断ポイントを解説していきます。
以上、如何でしたでしょうか。これからも経営にまつわる話題を取り上げていきたいと思います。
今回も最後までお読み頂きありがとうございました。
では、また次回、お会いしましょう。
Comments