お客様の声
有限会社 たのし屋本舗
代表取締役 下澤 敏也 さん
御社の概要・事業内容を教えてください。
当社は、三浦半島の「食」に特化した事業を行っている会社です。「横浜漁酒場 まるう商店」等の飲食店を経営するほか、水産卸、発泡酒製造、食品加工などを手掛けています。25才で飲食の世界に入り、4年間居酒屋で修行。30才のときに起業しました。
1997年、横須賀市追浜に「美味物問屋 うれしたのし屋」をオープンしたのが始まりですが、それから半年後、三浦半島を一回りし“三浦半島は食材の宝庫” と知りました。全店舗に共通する売りは、三浦半島の生産者から直接仕入れる地魚や地野菜。生産者の想いと誇りをお客様に伝え、「加工」という付加価値を創造することを使命として、様々な事業を展開しています。
大切にしている考えを教えてください。
創業店舗「うれしたのし屋」の名は、お客様が暖簾をくぐった後、お帰りなるまで旅行に来ているかのように嬉しくて楽しい時間を過ごせるように、という願いを込めて名付けました。
企業理念に「人が大好き」と掲げていて、人と人とのつながりを一番大切にしています。リアルのコミュニケーションが絶対必要な時代と考えており、私自身、店舗やイベントなど、極力現場に出るようにしています。
数ある店舗の中から当社店舗に足を運んでくださるお客様、一緒に働く仲間、自然と向き合って美味しい食材を提供くださる生産者様、様々な食材や資材を提供してくださる業者様、家族…、全ての人に感謝の気持ちを持って日々仕事をしています。
当社へ依頼していかがでしたか?
フォレストファームの小池さんとの付き合いは長く、もともとは補助金の申請業務をお手伝いいただいたのがきっかけでした。これまで申請した補助金8本は、すべて採択。おかげで農家の困りごとを解決する加工工場を設けたり、地元素材に特化した「横須賀ビール」の製造を始めたり、様々な事業にチャレンジすることができました。
小池さんには、長年経営全般のコンサルや毎月営業部メンバーに向けたセミナーを実施してもらっています。経営には様々な危機がつきもので、思わぬ外部環境の変化にも適応し続けなければなりません。
時には目をそむけたくなるようなこともありますが、小池さんは迅速に課題として設定し、解決に向けて伴走していただけてとても助かっています。数字として提示してくれることで、それが目標になったりもします。ときに厳しいこともありますが、何でも言い合える心強い社外パートナーです。
今後の目標を教えてください。
この数十年、世の中の流れや人々の価値観は大きく変わりましたが、新型コロナウイルス感染症のパンデミックは、間違いなく一つの節目となる出来事であったと思います。その変化を素早く判断し、変化を遂げ進化させる、その進化こそ顧客の価値の創造になると考えています。
当社も当然ながらコロナにより大打撃を受けましたが、これをチャンスとして活かせるよう、日々様々な取り組みを行っています。その一環として、これまでの居酒屋をベースに少し業態を変えて、ランチ・カフェ・昼飲み・早飲みなども取り入れています。
これからも地元横須賀の地で、地域の役に立つ事業を考え、笑顔があふれる街になるよう貢献したいです。そして、いつか横須賀に、食と農のテーマパークのようなものをつくりたいと考えています。