【第3回】「価値のある情報とはどのような情報か?」
フォレストファームの森です。こんにちは。
『売上拡大 コンテンツマーケティングとは』シリーズの第3回目は、価値のある情報とはどのような情報か?についてお話をしていきたいと思います。
<価値のある情報とはどのような情報か?>
前回、“HPを優秀な営業マンにするためには”のところでお話しましたが、コンテンツマーケティングの目的の一つに、読み手(顧客)に自社のファンになってもらうというのがあります。そのためには、役に立つ情報、価値のある情報を継続して発信していく必要があります。
●価値ある情報とは?
読み手(顧客)はどのような情報に価値を感じるのでしょうか?価値の定義についてはさまざまな定義がありますが、そのひとつをご紹介すると、
「情報の価値」=「人にとっての有益性」×「独自性(希少性)」
とここでは定義しました。読者にとって役に立つ情報で、しかも、その情報がそこでしか見れない
先日、クライントさんとのミーティングの中で、コンテンツマーケティングを実践している特徴的なサイトを教えて頂きました。そのサイトがこちらです。
大阪市でペンキ塗料を販売している株式会社タカラ塗料(https://brush-carpaint.com/)さんです。一般の人で、自分の車を自分でペンキを塗ってみたい!と思う人はどれだけいるのでしょうか?
少なくとも私は、自動車板金塗装工場さんにお願いしてしまいます(笑)
でも、少しでも自分でやってみようと思っている人には、興味深々な情報が満載です。
ペンキの選び方から始まって、塗り方や、養生の仕方、実際にペンキで塗った車の事例の掲載など、このサイトでしか見れない情報が満載です。さらには、「刷毛塗り全塗装コンテスト」といった読者参加型のイベントに関する内容も掲載されていて、素直に「おもしろい!」と感じ、まさしく、価値の高い情報ですね。
また、メルマガ発信も行っていて読者が継続して情報入手できるようにも対応しています。
さらにこのHPの上手いところは、「買って買って」感をあまり感じさせていないところですね。もちろん、ペンキ販売店ですので、最終的にはペンキを購入してもらうためにネットで注文できる動線は用意していますが、あくまでも読者の興味や疑問に応えるコンテンツの提供を主軸にしているところが素晴らしい。
このタカラ塗料さんのHPから学ばせて頂くと、価値あるコンテンツ作成のセオリーとしては、
1.気づきを与えるタイトル
2.読者が理解できる内容の掲載
3.内容に共感し、自分も実践してみようという意欲の醸成
ということに纏めることができるのだと思います。
さて、次回は、「用途によってメディアを使い分ける」についてお話していきます。次回もよろしくお願いします。
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