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森 智亮

もりブログ(第32号)~コロナ禍明けの展示会活用法(1)~



【第32号】「~コロナ禍明けの展示会活用法(1)~」

フォレストファームの森です。こんにちは。

もりブログでは、ITやAI、経営、販売促進などの中小企業の経営に役立つ情報をお届けしています。

今回からは、シリーズで、中小企業における展示会への出展やその活用方法について考えてみたいと思います。


<今期も開催される「テクニカルショウヨコハマ2024」>

毎年、2月初旬に開催される、神奈川県下では最大規模の工業見本市「テクニカルショウヨコハマ2024(第45回)」が、2024年2月7日(水)~9日(金)3日間 パシフィコ横浜展示ホールA・B・C(横浜市西区みなとみらい1-1-1)で開かれます。

その規模ですが、2023年の実績では、【出展者数】759社・団体、来場者数は3日間で15,827人、【Web サイト内展示】アクセス者数 8,758名 ページビュー数 357,218といった状況でした。この展示会に出展する多くの中小企業にとって、どのような活用法があるのでしょうか。


<展示会(見本市)に出展する目的や意味>

BtoBのビジネスを行っている中小企業にとっては、常に新たな取引先を開拓していくというのは、企業の存続にとって生命線と言えるでしょう。そのために、展示会や見本市などを活用する目的や狙いというと、以下の内容のようなポイントが挙げられます。

1.市場認知度の向上

自社業界において存在感を示して、競合他社との差別化が図れることや、ブランドイメージを強化する効果を狙います。

2.新規顧客の獲得:

新規の取引先の開拓を狙います。

3.既存顧客とのリレーションシップ構築

新規顧客だけでなく、既存の顧客と直接対話することで、信頼関係を深め、長期的な取引の基盤を強化して、リピートを促進します。

4.競合情報の収集

同業他社の展示やプレゼンテーションを観察することで、競合他社や競合製品の収集を行います。


<展示会(見本市)に出展するための準備>

上で見たように、展示会に出展することは、多くのメリットがあることは判りました。しかし、そのメリットも、十分に準備して、展示会に臨まないと効果が得られないのも現実です。では、どのような準備が必要なのでしょうか?

●目的の明確化

出展の目的を具体的に考えます。新規顧客獲得、既存顧客とのリレーションシップ強化、製品やサービスのプロモーションなど、具体的な目標を設定します。

●展示物の計画

目的に合致するする展示ブースを企画します。展示ブースやスタンド、製品ディスプレイ、ポスターやバナーなどの展示物を検討します。視覚的に魅力的で分かりやすいデザインが重要です。

●製品やサービスのデモの準備

製品やサービスの実演やデモンストレーションを行うことで、訴求力を高められます。来場者が実際に触れて体験できるような工夫が効果的です。

●プロモーション資料の準備

パンフレット、フライヤー、ビジネスカードなどのプロモーション資料を用意しましょう。これらの資料は来場者に手渡すだけでなく、情報交換にも活用します。


<おわりに>

今回は、展示会(見本市)に出展するメリットやその準備内容について、概要を見てきました。次回からは、具体的に、どのような準備を行い、どのような効果を狙うのかを、個別に見ていきたいと思います。


今回も最後までお読み頂きありがとうございました。

では、また次回、お会いしましょう。


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