2025年は『ボウリング』をしましょう! ~意外と知らない「レーン」の作り~
- 大川 貴
- 4月2日
- 読了時間: 4分

みなさん、こんにちは!
フォレストファームの大川です。
月1回で定着してきましたボウリングブログは、第3フレームに入ります。
今回は、ボウリングの舞台となる「レーン」についてお話したいと思います。
これまた知らないことだらけで、結構深いんです。
では、ここで質問です。みなさんは、「レーン」の長さって知っていますか?
答えは、ファールラインから1番ピンまでの距離で、18.288メートルになります。
18メートルって、どこかで聞いたことがある距離ではないでしょうか...
そうなんです!
実は、野球のピッチャーマウンドからホームベースまでの距離と、ほぼ同じなんです。
人が最も集中力を伝えることができる距離という風説もあったりします。
なお、横幅は1.066メートルと非常に短く、かなり細長いことが分かります。
これでは、ガターになってしまうのも仕方ないですよね(笑)
さらに詳細へ突入します。下図をご覧ください。

・まず、両脇の溝は、かの有名な「ガター」です。
・図の左端からファールラインまで(助走エリア)を「アプローチ」と言います。
・ファールラインと1番ピンの中心やや手前にある7つの三角印が「スパット」です。
ここまでは、何となくご存じかと思います。
よく「あの三角印を狙って投げるんだよ」と教えてくれる見知らぬおじさんがいますよね。
ですが、三角印を狙っても、真っすぐに行かないことってありませんか?
そのヒミツは、レーンの左側に点在する「黒丸印(ドット)」にあります。
こちらの存在に気付かれている方は、かなり少ないのではないでしょうか。
・アプローチの入口にある5つの黒丸印が「スタンディング・ドット」
・ファールラインの手前にある7つの黒丸印が「リリース・ドット」
・ファールラインとスパットの間にある10個の黒丸印を「ガイド」と言います。
この黒丸印「ドット」と、三角印「スパット」の両方を使わないと、狙ったところに投げられず、ストライクやスペアの確率は上がりません。
特に「スタンディング・ドット」は、とても重要です。
ボールを構えて立つ場所が一定でないと、狙う「スパット」が同じでも、ゴール(ピンに当たる位置)はズレてしまいます。
つまり、スタンディング・ドットで立ち位置を決めて、狙ったピンまで線(ライン)を引き、その通り道にある「スパット」を狙うというのが投球のロジックになります。
ゴルフのグリーン上(パター)に近い感覚ですかね。
なお、スパットを狙うのは、18メートル先にあるピンよりも、近くにあるスパット(約4.5メートルの位置)の方が狙いやすく、成功する確率が高いからです。
上級者は、「スタンディング・ドット」、「リリース・ドット」、「ガイド」、「スパット」の全ての通り道をイメージして、ピンまでのラインを描いています。
最後に、レーンの板目についてお話します。
先ほど、ボウリングのレーンは、長さ18.288メートル、横幅1.066メートルのサイズ感をご紹介しましたが、1枚の板がドカンと敷かれている訳ではありません。
横幅約2.7センチの細い板が、計39枚きれいに並べられて、1つのレーンができています。私も初めて知り得た時は驚きました。
なお、例の三角印「スパット」は、左右の端からそれぞれ5枚目、10枚目、15枚目にマーキングされていて、ちょうど真ん中の20枚目が頂点になっています。
※黒丸印「ドット」の板目も決まっていますが、深みにハマりますので控えます(汗)
以上、ボウリングレーンの仕組みは、いかがでしたでしょうか?
誰かに自慢できる内容はありませんが、見ず知らずのおじさんが教えてくれる「三角印を狙うコツ」は、お伝えできたのではないかと思います。
今日のお話を何となく意識するだけでも、20~30点はアップするはずです。
ボウリング場に行かれる際は、ぜひ足もとの黒丸印を確認いただき、先にある三角印と狙ったピンを、線(ライン)で結んでみてください!
【ひとり言】 『相手を知ることこそ、成功への近道』
ボウリングでは、争う相手は人ではなく「レーン」になりますが、レーンがどのような構造にあるのか、またどのような特徴(クセ)があるのかを知らなければ、結果(ストライクやスペア)を出すことは困難です。
ビジネスの世界においても、同じことが言えるように思います。
相手(お取引先)のことを良く知らなければ、マッチする商品の販売や、クオリティの高い提案はできないですよね。
お取引先は、いまどんな事を求めているのか、またどんな事で困っているのかを、それとなく聴き取りしてみてください。
そこからラインが結ばれ、新たなお仕事が待っています!
では、最後に1曲!
レーンの板目は全部で「39」枚ですので...
いきものがかり で『ありがとう』
この度も、ご拝読ありがとうございました。
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