こんにちは!
中小企業診断士/フォレストファーム取締役の小池です。
新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。
昨年も引き続き新型コロナウイルスの影響が続いたものの、秋頃からは確実にアフターコロナのビジネスが活発化し、中小企業でも優勝劣敗がより顕著になったように思います。地政学リスクの顕在化や為替の急変、政治の混迷などさまざまなことが起きましたが、今年もまた同じように激動の一年になるような予感がしています。
中小企業を取り巻くビジネス環境で言いますと、いくつかのビジネスの萌芽が見られるように思います。
代表的なことの一つは、インバウンドの拡大です。
良い悪いは別にして中国の方を含めた人の移動が再開し、インバウンドビジネスが新たなフェーズに入るものと思われます。
また、副業関連ビジネスも拡大していくでしょう。多くの大企業人材が副業解禁の流れを受けて新たなマーケットを形成していくのではないかと思っています。
国内経済のファンダメンタルズについては、日銀が事実上の政策転換を昨年暮れに実施し、金利の上昇圧力が強まるものと予想されます。
また、これに伴い(米国経済のブレーキも予想され)昨年続いた円安傾向の修正も予想されています。株価への影響は現状では限定的ですが、特に大企業製造業の業績へのインパクトはこれから明らかになってくるものと思われ、政府による増税宣言に対するマインドの冷え込みもあいまって、景気が浮揚していくとは考えにくい要素が多いように感じています。
こうしたさまざまな外部環境にある中で舵取りをしていくのは大変な事です。
これまで通り、多くの企業さまと接する中で得られる情報をもとに、皆さまに有意義なお話をお伝えできたらと考えております。
中小企業診断士として、何かのお役に立てれば幸いに存じます。
2023年も、どうぞよろしくお願いいたします。
小池俊介
Comments