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浦川ブログ(第6号)愛される会社のつくりかた ~上手に広報する~



ブランディング、PR広報を担当している浦川です。

前回のブログでは「上手に広報して」のところで「メディア広報」って小さな会社が世の中に知ってもらうのにとっても効果的ですよ。というお話をしました。メディアに取材されることで、メディア公認の人になって、信頼を得ましょうですね。今回は、メディアの人達ってどんな情報を探しているのか?についてお話します。


世の中にとって

① 面白い存在になって

② 上手に広報して

③ ファンをつくる。

②の『上手に広報して』のメディア広報編です。メディアの人達は何でもかんでも取材してくれるかと言うとちょっと違います。みなさんの商品やサービスが世の中にとってどんな立ち位置を取っているのか?をチェックしています。世の中にとってこの情報は取材して記事にすべきかを考えています。なぜならメディアの人達は、記事を書くことによって世の中を少しでも良くしたい、面白くしたいって思っているからです。


マスメディア戦略5つのポイントとしてまとめるとこういう感じになります。


① 新規性・・・ニュースというぐらいですからこの新規性は大事です。世の中にまだないであるとか、神奈川で初めて!でもいいと思います。それと大事なのが「今感」です。新しいトレンドに乗ってこのサービスが生まれていると感じてもらえることです。メディアの人達は「今を斬る」ことを心がけています。例えば新型コロナが流行している今だからこそ、こういう商品が出てきたんだな、とかです。今っていう世の中の文脈に皆さんの商品、サービスをうまく乗せることができたら取材される確率は上がります。

② 優位性・・・競合とは何が違うの?何が圧倒的に優れているの?という観点です。普通のことってニュースにはならないんです。1点でもいいから他と圧倒的に違うところを説明します。なので新商品開発、新サービス開発を考える時に、あらかじめ小さい会社は圧倒的な差異を生むことを心がけるべきでしょう。市場はニッチでもその差異に食らいついてきてくれる顧客がいるかが大事です。

③ 社会性・・・社会性は社会の課題を解決しているかです。社会課題っていろいろありますよね。少子化、独居老人、子供の貧困、地方の衰退等々、数え上げればきりがありません。直接的でなくても、間接的でもいいので世の中の社会課題に紐づいていると、メディアの人達は注目してくれます。

④ 意外性・・・これは、その業種でこんな取り組みをするんだ!という意外性です。以前、お坊さんだけを集めた婚活イベントをお寺でやるという取り組みがありました。「お坊さん×婚活」この意外性がニュースになります。ニュースにとって普通は悪なので、みなさんもなにか意外性のあることを企画してみてください。

⑤ 共感性・・・これが大事です。人は共感したい生き物です。「推し消費」なども共感が消費されているといってもいいでしょう。確か70歳の女性がプログラミングを始めてゲームを作ったというニュースが広く伝わっていました。これも共感ですよね。応援したい!世の中にこう思ってもらえるかが大事です。超客観目線で自分自身を見て、共感される取り組みになっているか、チェックしてください。


今回は、メディアの人達はどんなことを取材したがっているのか?マスメディア戦略5つのポイントとして説明させて頂きました。次回は、最後の共感についてもっと深堀してみたいと思います。今回も最後まで読んでいただきありがとうございます!





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