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令和5年に使える補助金・支援制度①/事業再構築補助金

こんにちは!

中小企業診断士/フォレストファーム取締役の小池です。

早いもので師走の声が聞こえ、まもなく令和4年が終わります。

世界的な緊張の高まりや経済環境の激変など、色々なことがあった一年でした。私個人も色々な決断を迫られることが多く、来年に向けて大きな一歩を踏み出したように感じています。皆さまはいかがだったでしょうか。


去る11月8日に令和4年度二次補正予算が閣議決定され、これから措置される中小企業向けの支援メニューが出てきています。批判されることが多い現政権ですが、様々な部分の支援施策が用意されていて、特にスタートアップや起業・創業に関するメニューはかなり思い切ったものが並んでいるように感じました。




今回は、こちらのブログでも何度か紹介している「事業再構築補助金」について、現在分かっている内容を記載していきたいと思います。現行で公募がされているのが、事業再構築補助金の第8回公募になりますので、第9回目公募以降の内容についての話になります。


下図が、経済産業省がWEBサイト上に公表している令和4年度二次補正予算における「事業再構築補助金」の事業内容等になります。予算額は5,800億円、昨年度補正予算で措置されたのが約6000億円なので、ほぼ前年度並みの規模となりました。昨年度予算分が6~8回目公募分の予算措置と考えられることから、今回の予算で9~11回公募(ひょっとしたら12回目まで?)分の予算が積み増されたと考えるのが自然かと思います。

スケジュール感で言いますと、第9回目公募が4月中旬締切、その後、7月、10月頃に締切(ひょっとしたら1月締切まで?)があるのではないでしょうか。


今回の制度変更でも大きな変更点がいくつかありますが、申請にあたっての売上減少要件(これまではコロナ前と比較して売上高や付加価値額が減っている事業者が対象でした)を撤廃した成長枠と呼ばれる申請枠が新設されます。また、国内市場が縮小していて厳しい状況にある事業者へ補助上限額を引き上げた産業構造転換枠や、最低賃金の引き上げの影響を強く受ける事業者へ補助率を引き上げた最低賃金枠なども新たに設定される予定となっています。


詳細の条件はまだ公表されていないので、公募要領を確認する必要がありますが、1月〜2月までには、その内容が公表されるのではないかと思います。公募要領はこちらのページに掲載されるものと思われますので、その時を待ちましょう。


しばらく補助金の季節が続きそうです。

弊社の動画サイトでも、解説動画をアップしていく予定ですので、参照してみてください。

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