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2025年は『ボウリング』をしましょう! ~目指せ300点・パーフェクト~

更新日:3月11日




みなさん、こんにちは!

フォレストファームの大川です。


前回よりスタートしましたボウリングブログは、第2フレーム(第2回)に入ります。

第1フレーム(第1回)では、10本のピンが倒れる仕組みについてお話しましたが、今回は、ボウリングの点数(スコア)にフォーカスしたいと思います。


さて、ここで質問です。みなさんは、ボウリングの「スコア」を手計算できますか?

今は、どこのボウリング場でプレーをしても、機械が自動計算してくれますが、以前は専用のスコアシート(紙)に、鉛筆で手書きをしていました。

独特の計算方法ですので、小学生の私にとっては、かなり難解であったことを記憶しています。

例えば、こちらは何点になるでしょうか?



すぐに分かった方は、ぜひボウリングをご一緒させてください!


では、上表のスコアを、第1フレームから順番に解説していきます。

ボウリングの点数計算のパターンは、全部で5種類あります。これが分かると、あとは組み合わせて行くだけなので、足し算の技術のみで点数計算ができます。


1       「第1フレーム」のケースで、ミス(オープンフレーム)の点数計算です。

こちらは、とても簡単で、一投目と二投目で倒したピンの合計になるので、ここでは8点です。

マーク(ストライクやスペアのこと)が付かない場合は、そのフレームで点数が確定します。




2       続いて「第2フレーム」のケースで、スペアを取った時の点数計算です。

こちらは、次の第3フレームを投げないと、第2フレームの点数が確定しません。

スペアを取った時は、そのフレームで倒した10点と、次のフレームの一投目の点数(ここではストライクなので10点)を加算します。よって、第2フレームは20点になります。




3       続いて「第3フレーム」のケースで、ストライクを取った時の点数計算です。

こちらも、次の第4フレームを投げないと、第3フレームの点数が確定しません。

ストライクを取った時は、そのフレームで倒した10点に、次のフレームの一投目と二投目の合計点数(ここでは9点)を加算します。よって、第3フレームは19点になります。



ここまで大丈夫でしょうか。ここから更に複雑になっていきます。


4       次は「第5フレーム」のケースで、ストライクを2回連続で取った時(ダブル)の点数計算です。

こちらは、次のさらに次の第7フレームを投げないと、第5フレームの点数が確定しません。

ストライクを2回連続で取った時は、ストライク2回分の20点に、次の次のフレームの一投目の点数(ここでは9点)を加算します。よって、第5フレームは29点になります。




5       最後は「第9フレーム」のケースで、ストライクを3回連続で取った時(ターキー)の点数計算です。

こちらも、次のさらに次のフレームを投げないと(今回は最終の10フレームなので、10フレームの二投目が対象になります)、第9フレームの点数が確定しません。

ストライクを3回連続で取った時は、ストライク3回分の30点を加算します。よって、第9フレームは30点になります。




とても難解というか不思議な計算方法に感じるのは、私だけでしょうか?

なお、ストライクが3回以上連続した場合は、ひたすら30点を加算して行きます。

よって、第10フレームにも30点を加算しまして、答えは203点になります。


参考ですが、ひたすら30点を加算して行くので、パーフェクトが300点(30点×10フレーム)であることが分かると思います。


ここまで点数計算をしてきて、ボウリングは加算方式の競技と思われるかもしれませんが、実は減点方式のゲームなんです。

理由は、300点という上限があり、各フレームでストライクを取れないごとに、点数が減って行くからです。

ミスを最小限に抑えて、いかに300点(パーフェクト)に近い点数を出せるかが勝負ですね。


以上、ボウリングの点数計算は、いかがでしたでしょうか?

少し長めの解説となってしまい、大変申し訳ございません。

みなさんが、次にボウリングへ行く時は、ぜひ鉛筆と紙を持参してみてください(笑)


【ひとり言】 数字に触れることは、とても大事!

私は今、中小企業のみなさまの経営をサポートするお仕事をしています。

得意分野は、決算書の財務分析や、今後の事業計画(計数計画)を立てることで、いつも数字と寄り添っています。

今まで、数字が得意なのは、金融機関に長く勤めていたからだと思っていました。

ですが、このブログを書きながら、原点がボウリングにあることに気付いてしまいました。


かなり本気でボウリングをしていましたので、学生時代は、ほぼ毎週試合の日々でした。

当然に、点数を競うスポーツなので、スコアメイクは必須になります。

例えば、目下の1ゲームでも、いま第5フレームで96点だから、ここからストライクを4回連続すれば220点台まで届くみたいな点数計算を、いつも頭の中でしていました。

また、12ゲームの合計得点で順位を決める試合などは、いま6ゲーム目が終わって、第3位に着けているから、残りの6ゲームで何点以上を出せば逆転優勝できるなど、少し先の目標を立てながらスコアメイクをしていました。

何とこれは、いまお仕事にしている事業計画(計数計画)の策定と同じなのではないかと...


何をお伝えしたいかと言いますと、数字に触れること(意識すること)は、とても大事なんだなということです。継続的に触れる(意識する)ことで、自然に感覚が養われていき、何となく数字が見える(読める)ようになることを、私自身が体感しています。

決算書は、年に1度(税理士さんから送られてきた時)しか見ないかもしれませんが、ぜひ今一度開いて見てください。面白すぎる数字が盛りだくさんに詰まっています!


では、恒例?の最後に1曲!

ボウリングの点数計算は「うしろの数字」がポイントです。


back number で「水平線」


この度も、ご拝読ありがとうございました。

 
 
 

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