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現状打破には「壁打ち」が最良の打ち手② 小野慎介



こんにちは。フォレストファームの小野 慎介です。

 

皆さんは今誰かと「壁打ち」をしていますか?

 

中小企業の経営者にとって、孤独な決断や問題解決は日常茶飯事です。しかし、その孤独が経営の質を低下させることもあります。そこで重要になるのが、第三者と「壁打ち」することです。このブログでは、中小企業経営者が第三者と壁打ちすることの必要性と、その具体的なメリットについて考察します。

 

筆者である私は、中小企業経営者の相談相手となる経営コンサルタントの顔を持つ一方で、自身も企業の経営者でもあることから、

「自身の行動を誰かにペースメイクしてほしい」

「誰かに相談したい」

「客観的な意見を聞きたい」

「背中を押してほしい」

「自身の行動を奮い立たせてほしい」

など、思うことがよくあります。皆さんはいかがでしょうか?

 

前回は「壁打ちの必要性」について説明をしました。中小企業の経営者にとって、第三者と「壁打ち」をすることは、経営の質を高めるためには極めて重要で効果的なアプローチです。

 

そして、今回は「誰と壁打ちをすべきか」についてお話します。

具体的には、「従業員と壁打ちをする」「同業者と壁打ちをする」「異業種の経営者と壁打ちをする」「中小企業診断士と壁打ちをする」の4つの観点から、そのメリットを紹介します。

 


「従業員」と壁打ちをする

メリット1:新しいアイデアの発掘

従業員からのフィードバックは、新しいアイデアや視点を提供してくれることが多いです。現場で働く従業員は、経営者が気づかないような細かい改善点や革新的な提案を持っていることがあります。

 

メリット2:現場の声を直接反映

従業員との壁打ちを通じて、現場での実際の状況や課題を直接把握することができます。これにより、経営者が現実的な視点から問題を理解し、具体的な改善策を講じることができます。

 

メリット3:エンゲージメントの向上

従業員との対話は、彼らの意見を尊重し、組織の一員としての意識を高めることにつながります。従業員が自分の意見が経営に反映されると感じることで、モチベーションとエンゲージメントが向上します。

 

「同業者」と壁打ちをする

メリット1:共通の課題解決

同じ業界の経営者は、共通の課題や問題に直面していることが多いです。お互いに解決策を共有し合うことで、効率的に課題を克服することができます。

 

メリット2:ネットワーキングの強化

同業者との関係を深めることで、業界内でのネットワークが広がります。これにより、新しいビジネスチャンスや協業の可能性が生まれやすくなります。

 

メリット3:ベンチマークの確立

同業者との対話を通じて、自社の業績や戦略を他社と比較することができます。これにより、自社の強みや弱みを客観的に評価し、改善点を見つけることができます。

 

「異業種の経営者」と壁打ちをする

メリット1:新たな視点の獲得

異業種の経営者との対話は、全く異なる視点からの意見やアイデアを得る機会を提供してくれます。これにより、自社のビジネスに新しいインサイトやイノベーションのヒントを取り入れることができます。

 

メリット2:クリエイティブな解決策

異なる業界の成功事例やアプローチを知ることで、自社の問題に対するクリエイティブな解決策を見つけることができます。異業種の視点を取り入れることで、より柔軟で革新的な戦略を構築できます。

 

メリット3:多様なネットワークの拡大

異業種の経営者との関係を築くことで、業界を超えた広範なネットワークが形成されます。これにより、新たなビジネスパートナーやコラボレーションの機会が生まれる可能性が高まります。

 

「中小企業診断士」と壁打ちをする

メリット1:専門的な視点からのアドバイス

中小企業診断士は、経営全般にわたる専門知識と経験を持っています。彼らとの対話を通じて、専門的な視点からのアドバイスを受けることができ、自社の経営戦略をより効果的に見直すことができます。

 

メリット2:具体的な改善提案

診断士は具体的なデータ分析に基づいた改善提案を行います。これにより、感覚的な判断ではなく、データに基づいた確実な改善策を講じることができます。

 

メリット3:長期的な経営支援

中小企業診断士との継続的な関係を築くことで、長期的な経営支援を受けることができます。定期的な診断とフィードバックを通じて、持続的な成長を目指すことができます。

 

 

いかがでしょうか。

もし近くに壁打ち相手が見つからない場合は、ぜひフォレストファームの小野にお声がけください。

 

私も壁打ちが大好きで、気づきや刺激を提供することをやりがいとしています。また、マーケティング戦略の立案などもお手伝いします。

ぜひ一度、お話を聞かせてください。

 

本日はここまでです。読んでいただきありがとうございました。

次回のブログにもご期待ください。

 

フォレストファーム 小野慎介

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