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年商1億円企業の次のステップ 〜財務編①〜




こんにちは!

中小企業診断士/フォレストファーム取締役の小池です。


前回のブログで、我々がお付き合いしている企業さまの規模が年商1億円前後に集中している、ということを書きました。そこで今回から、こういった企業さまとどのようなお話をし、どのようなことをお伝えしているかということを何回かに分けて書いていこうと思います。最初のテーマは『財務』です。


「実は決算書に書かれている内容が分かっていないんだよね〜。」

このように率直にお話いただくことは稀なのですが、決算書に書かれている内容について正確に理解している1億円企業の社長さまはあまりいないように感じています。とりわけ、「貸借対照表」について、把握されていないケースが多いように思います。


「貸借対照表」で把握すべきポイントはいくつかありますが、最も重要なポイントは「純資産」が意味することを理解することではないかと思います。

貸借対照表は、「資産」・「負債」・「純資産」で構成されていて、左側に「資産」、右側に「負債」と「純資産」が記載されています。「純資産」の中身(=内訳)は大きく2つに分かれていて、一つはその会社の出資者が出したタネ銭である出資金と、もう一つはその会社が設立以来積み上げてきた利益である利益剰余金です。


会社を作るときや大きな投資がある場合に、その会社の出資者はタネ銭を投じる訳ですが、これが出資金です。会社設立時の出資や、投資を行う必要がある場合に増資という形で資本金を積むのです。多くの1億円企業は、その会社の代表者が100万円とか300万円とかの出資をして会社を作って、そのタネ銭を元に商売をしています。

「純資産」のうちのもう一つの項目が、会社設立以来その会社が儲けてきたお金の部分が、利益剰余金と言われるものです。会社は、儲かることもあれば損することもある訳です。違う言い方をすると、黒字を出すこともあれば赤字を出すこともあります。会社設立以来、黒字を出したり、赤字を出したりして利益剰余金は増えたり減ったりを繰り返していくわけですが、増えたり減ったりを繰り返してきた結末の数字がこの、利益剰余金という項目に静かに記載されているのです。


貸借対照表について、本で読んだり簿記について教えてもらうとき、右に貸方、左に借方で…などと学ぶことが多いと思いますが、それだとなかなか頭に入ってこないですよね。貸借対照表を眺めるとき、まずこの純資産の中の「利益剰余金」という項目を見つけ出してください。右下に書いてあると思います。ここに書いてある金額が数千万円になっている会社さんも、逆にマイナスになっている会社さんもあるわけです。会社設立以来、黒字額の方が多かった企業なのか、赤字額の方が多かった企業なのかということが一目で知ることができます。

御社の利益剰余金はいくらでしょうか? 

ここから、決算書を読むということについて学んで行きましょう!

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